にしのほう伊藤内科クリニック

愛知県北名古屋市西之保中社にある「にしのほう伊藤内科クリニック」です。

クリニックからのお知らせ

『にしのほう伊藤内科クリニック』では、平成26年3月の開設以来、かぜ、胃腸炎などの急性疾患から、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、消化器疾患、呼吸器疾患、アレルギー疾患などの慢性疾患まで幅広くご対応申し上げています。それら内科一般の病気はもちろんのこと、お子様からご高齢のかたまでの、小さなケガや、日常生活でお困りの身体に関するご相談ごとに可能な限りお応えしたいと考えています。例えば、肩こりや腰痛、あるいは皮膚の病気など、何でもお気軽にご相談ください。
また、健診異常や症状のあるかたには、専門医として、超音波装置やレントゲン装置を用いた精密診断や、上部消化管に対する内視鏡検査も随時ご対応しています。加えて、各種検診や予防接種、ニンニク注射、プラセンタ注射などの保険外診療も承っています。
常に、皆様に愛され、信頼されるクリニックとなるようスタッフ一同、精進いたしております。






クリニック便り

2023年12月

 慌ただしく月日が経ち今年も残りわずか、暑く暖かい1年でしたが、ようやく冬の寒さを感じるようになり12月を迎えました。  

 師走のクリニックの庭からは、写真左にこの時期の定番、玄関横に咲く黄色い石蕗(ツワブキ)です。つやのある葉の形が蕗(フキ)に似ているから蕗の名があり、品のある菊に似た花からもなるほどですがキク科の植物です。

 写真右、クリニック北側に冬の日差しを浴びてとてもきれいな黄色い花はビデンスです。寒さに強く、コスモスを小さくしたような花なので、ウインターコスモスとも呼ばれますが、こちらもキク科の植物です。

 今年最後のクリニック便りでは、キク科の黄色い花をご紹介しました。当欄の1年を振り返るとスポーツの話題が多く、弱かったドラゴンズ、強かった藤井八冠に一喜一憂していました。来春で当院も開設10周年の節目を迎えます。八冠の努力に負けぬよう、職員一同、気持ちを新たに一層の精進を心がけたいと思っています。


2023年11月

 この時期としては昼間の気温は高めですが、朝の空気と日の出時刻に違いを感じるようになって11月を迎えました。クリニックの庭も冬支度が始まり、花もまばらになっています。

 写真左は、クリニック北側に咲くタデ科の水引(ミズヒキ)です。米粒大の小さな花ですが、よく見ると上側が赤、下側が白で、祝儀に使われる水引に似ているのでその名があります。実際には花びらではなく、色づいた萼(ガク)で、うちには全体が白の水引もあるためより紅白に見えます。

 写真右は、同じく北側に咲くキンポウゲ科の秋明菊(シュウメイギク)です。秋に咲く菊に似た花からの名前ですが、菊ではなくアネモネの仲間で、こちらも一見ピンクの花びらは色づいた萼なのです。一面に咲いていた開院当初とは趣が異なりますが、単体でもピンクの内側に黄色い雄しべ、中心に緑の雌しべの美しいコントラストを楽しめます。

 今月のクリニックからは萼の美しい秋の花をご紹介しました。数か月来変わらぬ感想ですが、番狂わせのない藤井八冠の邁進はさすがの一言です。その姿勢には、才能だけでない努力の積み重ねを感じます。慌ただしい時期になりますが、雑にならぬよう、常に謙虚に医療と向き合っていきたいと思います。


2023年10月

 誰もが経験のない暑い9月が終わり、昼間は夏のまま10月を迎えましたが、クリニックの庭は例年どおりの変化が見られます。

 クリニック南側には、今年も小紫式部(コムラサキシキブ)が艶やかな紫色の実をつけました(写真左)。真夏に薄いピンクの小さな花が咲いた後、緑色の実になり、1カ月前にはまだ色づき初めでしたが、今は熟して最も美しい時期です。

 写真右はクリニック北側の木槿(ムクゲ)です。2カ月前の8月当欄の写真とほとんど同じで、その後も次々と咲き続けています。夏の強い日差しを浴びるとピンクでしたが、今は紫色に感じます。同じものでも、環境が変わると違って見えることありますね。何よりこの暑くて長い長い夏をまたいで咲き続けていることに驚きです。

 今月はクリニックの庭から紫色の秋をお届けいたしました。ドラゴンズは残り2試合で最下位脱出、黒星スタートの藤井七冠も白星重ねて八冠に王手、ラグビーW杯、バレーボールW杯と目が離せませんね。


2023年9月

 厳しい残暑が続く中、9月を迎えました。まだまだ日中の気温は油断ならないほど高くて過ごしづらいですが、それでも朝晩は虫の音色とともに秋の気配を感じます。

 クリニックの庭にも変化がみられます。西側には鮮やかな紅色の彼岸花(ヒガンバナ)が咲き始めました(写真左)。花の姿を表して、学名のラディアータはラテン語で放射線状を意味します。今年は久しぶりに各地で花火大会が開催されましたが、私には放射線状の花が打ち上げ花火のようにも見えます。

 クリニック東側、道路沿いには純白の美しい花、玉簾(タマスダレ)が咲き始めました(写真右)。こちらもヒガンバナ科の仲間で、真っ直ぐの茎の頂部に1つだけ花がつきます。この後の一列に群がって咲く、まさに玉簾なる容姿を是非ご覧いただければと思います。

 こんなに暑い夏が続いていても、いつもどおり秋を告げる花が咲くという自然の未知なる力を感じつつ今月の花をご紹介しました。地元期待の藤井七冠の八冠挑戦は黒星スタートとなりましたが、また次局から未知なる力の発動に期待ですね。


2023年8月

 今年も息苦しいような猛暑の中、8月を迎えました。クリニックの植物たちも夏バテぎみで、もはや人も植物も無事に過ごすのがやっとの状況です。

 そんな折、クリニック北側にジャスミンのような芳香を放つ純白の花が咲いています(写真左)。沈丁花、金木犀と並んで三大香木に数えられる梔子(クチナシ)です。花言葉が「とても幸せ」「喜びを運ぶ」と素敵な意味持つことから贈り物によく使われます。

 同じく北側には、強い日差しに負けじと、ピンクの木槿(ムクゲ)が咲いています(写真右)。ひとつひとつの花の開花期は短いものの、次から次へと新しい花が咲くので花言葉は「新しい美」、夏を代表する茶花です。

 今月のクリニックの庭からは、漢字がやや難しく、花言葉がポジティブという共通点をもつ2種の花をご紹介しました。臨床医の感覚として、現在コロナウイルスを含め感染症がとても多いです。どうぞ皆さま、熱中症対策に加え、改めて感染対策もお心がけください。


2023年7月

 今年は梅雨が明けないまま7月を迎えましたが、すでに気温は高く十分に暑い夏の気配を感じます。

 花の少ないこの時期に、クリニック南側で一際存在感を示しているのは、紫陽花(アジサイ)の一種、アナベルです(写真左)。紫陽花は日陰に咲くイメージもありますが、北アメリカ産のアナベルは暑さに強く、強い日差しを浴びても元気に咲いています。

 写真右、穂状の小さな白い花は、クリニック北側のハンゲショウです。見どころは花期にハート型の葉が白く変化する様子で、半分化粧をしたような感じから半化粧と呼ばれます。また、夏至から11日目の半夏生と言われる時期に咲くからとも言われています。

 今月は、クリニックの南と北に対照的な存在の白い植物をご紹介しました。最近の毎月の感想ですが、強い者は強く白星を重ね、弱い者は弱い。藤井名人は史上初の8冠が現実味を増し、ドラゴンズはずっと最下位争いですが、どちらも応援しています。


2023年6月

 日中は少し汗ばむことが増え、10年ぶりに5月中の梅雨入りで6月を迎えました。クリニックの庭も春の花が終わり、季節の移り変わりを感じます。

 ピンクの色鮮やかな皐月(サツキ)が、クリニック東側にサツキラインを作っています(写真左)。花はツツジより少し小さく、ツツジより遅れて旧暦の皐月に咲きます。梅雨空にも映え、遠くからでも目を引く姿は、クリニックのエース的存在です。

 写真右の白い花は、クリニック南側の蛍袋(ホタルブクロ)です。初夏に、釣り鐘型の花が穂状に咲きます。子どもが袋のような形をした花の中にホタルを入れて遊んだことに由来するとも、形の似た提灯(ちょうちん)の古名が火垂(ほたる)であったからとも言われます。英語でもbellflowerと鐘の花を意味しています。

 水無月のクリニックの庭から2つの花をご紹介しました。地元勢のドラゴンズは負け越しが膨らんでいますが、一方で、藤井6冠は勢いそのままに、最年少7冠へ今まさに王手状態と頼もしい限りで、地元の絶対的エースですね。


2023年5月

 行動制限のない賑やかな大型連休の中、5月を迎えました。クリニックの庭は例年どおり花々で賑やかな季節です。

 写真左は、クリニック北側、アヤメ科の菖蒲(アヤメ)です。葉と茎が真っ直ぐに立ち、青紫色の美しい花が優雅に咲いています。文目や綾目と表記されることもあり、ショウブと読むと別の花になってしまうのでややこしいです。

 写真右は、同じく北側、ムラサキ科のネモフィラです。こちらは地を這うように生長して、淡いブルーのかわいい花が咲いています。近年はこの時期、全国各所の「青いじゅうたん」の絶景がニュース等でよく紹介されています。

 今月はクリニックカラーでもある、季節の青い花をご紹介しました。開幕戦では盛り上がりを見せたドラゴンズブルーですが、現状最下位に落ち込んでいます。それでもファンとして、若手の活躍する昇竜に期待しています。


2023年4月

 侍ジャパンの感動と興奮がさめやらぬまま、プロ野球が開幕し4月を迎えました。クリニックの庭は春の暖かい陽射しを浴びて、色とりどりの花々が咲いています。

 クリニック北側で一番背の高い木に、ピンクの花が満開の花桃(ハナモモ)が、遠くからでも目を引きます(写真左)。花を鑑賞する目的で品種改良された桃ゆえの、まさに桃色ピンクです。

 クリニック南側には、背丈の低い芝桜(シバザクラ)が花の絨毯を作っています(写真右)。茎が芝のように広がり、桜に似たかわいい花は色鮮やかなピンクです。

 今月のクリニックの庭からは、背の高低に違いありも、ピンクの花を咲かせる春の主力選手を紹介しました。侍ジャパンに唯一土をつけたドラゴンズは、勢いそのままに逆転での開幕白星スタートを切りました。ファンとしては、今年こそはの期待がいっそう高まっています。


2023年3月

 昼間に春の暖かさを感じるようになりました。早いもので当院は今月で2014年3月の開院以来10年目に入ります。

 当欄はかわらずクリニックからの花便りです。写真左は、先月ご紹介を見送ったクリニック北側の蝋梅(ロウバイ)で、期待どおり満開のままこの時期を迎えました。光沢のある蝋細工のような花は、雪景色に映えますが、3月の青空にもとても似合っています。

 写真右は、クリニック北側の水仙(スイセン)です。こちらも1月2月にご紹介することが多いのですが、寒い時期を乗り越えました。少し首を傾げて凛と咲く姿は、とても品があります。

 春の到来で、いよいよ侍ジャパンの出陣です。月末にはNPB開幕と応援に忙しくなりそうです。また、毎週のように行われる藤井5冠のタイトル戦の対局からも目が離せません。私も1年後の節目の10周年を無事迎えられるよう、医師として毎日の努力を怠らずに過ごしていきたいと思います。


2023年2月

 平年より雪の多いとても寒い冬に困惑する中、2月を迎えました。近年は、暑さ寒さが厳しくて過ごしづらい時期が長い印象ですが、負けずにクリニックの庭には元気な花々が咲いています。

 写真左は、クリニック南側に咲き始めた薔薇科の木瓜(ボケ)です。今の寒空にとても映えていますが、俳句では春の季語で、これからたくさんの花が楽しめます。

 写真右は、クリニック北側に咲く、金鳳花(キンポウゲ)科のアネモネです。大きめな花びらで存在感がありますが、その名はギリシア語の風に由来し、一般に早春の風が吹き始める頃の花です。

 2月の当欄では、蝋梅(ロウバイ)をお届けすることが多いですが、今回は真冬の庭のアクセントとなっている2種の赤い花をご紹介しました。これだけ寒さが厳しいと、本当に春の訪れが待ち遠しいですね。


2023年1月

 新年おめでとうございます。各地で初日の出の見られる穏やかな元日から令和5年が始まりました。今年も毎月クリニックの庭の近況に院長の所感を添えてお届けいたします。

 新年最初は、寒い季節に赤い実をつけた縁起物のご紹介から。写真左は、クリニック北側のセンリョウ科の千両です。常緑の葉の上に、光沢のある実が朱赤に熟して、その対比がとても色鮮やかです。

 写真右は、同じく北側のヤブコウジ科の万両で、こちらは真紅の実がとても艶やかに感じます。本来、たわわの実が葉の下で守られているのですが、少し目立ってしまったのか、鳥たちがやって来たようです。それでも3年ぶりに千両万両を併せてご紹介できました。

 まだまだ感染拡大の続く中、行動制限のない久しぶりのお正月で、少し平静を取り戻した感はありますが、気を許さず真摯に医療と向き合っていきたいと思います。今年もスポーツ界は、ワールドベースボール、サッカー女子、ラグビーと盛り上がりそうですが、個人的には2年目の立浪竜の飛躍に期待です。



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