にしのほう伊藤内科クリニック

北名古屋市西之保中社にある「にしのほう伊藤内科クリニック」です。

クリニックからのお知らせ

『にしのほう伊藤内科クリニック』では、平成26年3月の開設以来、かぜ、胃腸炎などの急性疾患から、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肝疾患、胆道・膵疾患、呼吸器疾患、アレルギー疾患などの慢性疾患まで幅広くご対応申し上げています。これらの内科一般の病気はもちろんのこと、お子様からご高齢のかたまでの、小さなケガや、日常生活でお困りの身体に関するご相談ごとに可能な限りお応えしたいと考えております。例えば、肩こりや腰痛、あるいは皮膚の病気など、何でもお気軽にご相談ください。
また、超音波装置やレントゲン装置を用いた精密診断や、上部消化管に対する内視鏡検査も随時行っています。加えて、各種検診や予防接種、ニンニク注射、プラセンタ注射などの保険外診療も承っています。
常に、皆様に愛され、信頼されるクリニックとなるようスタッフ一同、精進いたしております。

クリニック便り

2016年12月

 早いもので今年も残りあとわずかとなりました。寒さ厳しくなる折ですが、負けじと小さな花々がクリニックの庭を賑わしてくれています。
 写真左は、クリニック南側に咲くツユクサ科のランデスカンティア・シラモンタナ。葉が柔らかい白い毛で覆われているため、一般にホワイトベルベットとか白雪姫と呼ばれています。紫色の3弁の可愛らしい花で、この姿がゆえんと思われますが、花言葉は乙女の真心。午後には閉じてしまいますので、見られる時間は限られますが、葉、花弁、黄色い蕊(しべ)のコントラストがとても綺麗です。
 写真右も、クリニック南側に咲くキク科のレモンマリーゴールド。黄色の3cmほどの小さな花で、周囲の舌状花も中心の筒状花もすべて黄色一色です。葉や茎には柑橘系の香りがあり、ハーブティーとして使われます。花言葉については、ややネガティブな意味の多いマリーゴールド全般ですが、この黄色いレモンマリーゴールドの花言葉は愛情。
 今年も、愛情を持って、患者さんとお会いし、患者さんを迎えるクリニックに愛情を注ぎ、そしてすべてを支えてくれるスタッフに愛情を込めて日々過ごしてきました。きっと足りない部分もあったでしょうから、それは来年の課題としたいと思います。
 どうぞ皆さま、よいお年をお迎えください。


2016年11月

 霜月を迎え、初雪の便りを耳にするようになりました。日の出の時間もずいぶんと遅くなったように実感します。
 クリニックの庭では、まだ秋の花々が季節を告げています。北側にひっそりと、独特な形をした白地に紫の花、ホトトギス(杜鵑草)が咲いています(写真左)。花の模様が、鳥のホトトギス(不如帰)の羽毛の斑点と似ているから名付けられたようです。日陰を好むらしく、植えかえたら咲き始めました。最近、少しだけわかってきましたが、植物も生き物で、その特性を考えて育てることがとても大切です。
 ホトトギスに並んで咲くのは、湿気を好む白い花、ダイモンジソウ(大文字草)です(写真右)。最初から日陰に植えたので、期待どおりに咲きました。命名は、まさに5弁の花が漢字の「大」の字。そう言えば、一度だけ京都の大文字焼きを見たことがあります。大学病院勤務の頃は、各地へ学会出張しましたが、ゆっくり観光や鑑賞などしたことなく、今思えば少しもったいなかったです。開業医へと立場がかわって、一層感じるのですが、世の中知らないことばかり。いろんなことを見聞きして、人として知識を深めていきたいです。


2016年10月

 週末の運動場では、園児や児童たちの元気な姿を目にし、朝晩と肌寒さを感じる季節となりました。

 クリニック北側には、アネモネの仲間、キンポウゲ科のシュウメイギク(秋明菊)が濃いピンク色の花を咲かせています(写真左)。3年連続で本稿に登場のシュウメイギクですが、2年前の初年度はたくさんの花が咲いたものの、昨年は夏の水撒きを少しさぼったためか、花つきが悪く反省しました。今年はと、春以降、特に夏の暑い日はせっせと水を撒いたのですが、花は疎らな現状です。水と一緒に私の汗をも撒いてしまったせいではないでしょうし、株分けが必要だったのか、水が足りないという単純な理由ではなかったようです。
 クリニック南側にはワスレナグサによく似た花、ムラサキ科のシナワスレナグサ(支那勿忘草)が鮮やかな青い花を咲かせています(写真右)。こちらは昨年の春に種を蒔いたのですが、こぼれ種で増え、今年は春にも咲いていたと記憶するのですが、特別に手をかけることもなく、この時期にも楽しませてくれています。
 シナワスレナグサは一年草で、シュウメイギクは多年草。種を蒔いてから花が咲いて枯れるまでに1年の一年草が、2年目に種を蒔くことなく咲き続け、一方で、種を蒔いて株ができ、数年間咲き続けるはずの多年草が、手をかけてもうまくいかずです。何事も上っ面だけ見ていては、思うようにいきません。医療も然り、常に物事の本質を見据えることが大切ですね。


2016年9月

 朝晩に、蝉の音にかわり秋の虫の声を聞くようになり、クリニックの庭の様子も少しずつ変化が見られます。
 クリニック南側には、少し涼しげな印象のピンクの花、ハナトラノオ(花虎の尾)が咲いています(写真左)。長い花穂を有する植物にトラノオの名があるようですが、漏斗状の花が四方に規則正しく並ぶ美しい姿から、花トラノオと呼ばれるのでしょうか。昨年、近隣のかたに頂いて植えたものなのですが、確かにお薦めだけあって綺麗な花です。
 クリニッック東側、サツキの前面には、白い6弁花、タマスダレ(玉簾)が咲き始めました(写真右)。白い花を玉に、葉が集まっている様子を簾に例えているようで、確かにその様子が見てとれます。雨の後に一斉に咲くため、英名はrain lilyと涼しげな命名です。こちらは、クリニックの玄関がサツキだけでは寂しかろうと開院当初に植えたものですが、1年毎に花つきがよくなり、季節感を出してくれています。
 やり始めて気づくのですが、植物を育てると虫対策が大きな課題となります。この点で今年は結構苦労しているのですが、今回のハナトラノオは幸い虫がつきにくく、彼岸花科のタマスダレも有毒物質を有するため害虫がつきません。相手から見て、手がかからないというのは、ありがたいことで、私たち自身も手がかからない人であるよう努力せねばなりませんね。


2016年8月

 蝉の鳴き声、スイカ、プール、高校野球、例年どおり夏真っ只中。今年は夏の定番、アサガオの種をクリニック北側に蒔いてみました。双葉が出て、本葉が出て、つるが伸びて、小学生の夏休みの課題のように、毎日観察しています。膨らんだ蕾が、朝日を浴びながら徐々に大きく開く様子を何十年かぶりに見ました(写真左)。朝の美人の顔にたとえた朝の容花(かおばな)がアサガオの意味とのことです。英語ではMorning glory、朝の栄光、昼にはしぼんでしまう、栄光は続かない、という意味なのでしょうか。少し切なくもなりますが、翌日にはまた新しい花が咲きます。
 写真右はクリニック東側に咲く、穂状の小さな紫色の花、ヤブラン(藪蘭)です。開院時から南側にあったのですが、植え替えたらようやく花がつきました。実は、薮などの日が差さない場所でも育つからヤブランというようで、日当たりがよすぎたのかもしれません。学名のLiliope(リリオペ)は、昨年2月に本稿で紹介したギリシア神話の美少年ナルキッソスの母の名にちなむとのこと。毎月勉強してきたことが繋がって小さな喜びを感じました。
 種蒔きから3カ月で咲いたアサガオ、開院から3回目の夏で咲いたヤブラン、2つの夏の花を紹介しました。暑い夏の一服の清涼剤となれば幸いです。


2016年7月

 7月に入って強い日差しを感じるようになりましたが、クリニックの庭には暑さに負けずと元気な花々が咲いています。
 写真左は、クリニック南側の朝日を浴びたオミナエシです。小さな黄色い花が力強く咲いています。オミナエシ(女郎花)は、美女をも圧倒する美しさという意味からの命名との説もあります。万葉にも多く詠われ、秋の七草の1つで、煎じたものを敗醤(はいしょう)といい、解熱や消炎効果があるようです。
 写真右は、同じく南側に咲くキク科のエキナセアです。薄紫色の特徴的な花が強い印象を与えています。和名をムラサキバレンギク(紫馬簾菊)といい、時が経つと花が垂れ下がる姿が、江戸の町火消しの纏にぶら下がる馬簾に似ているからとか。エキナセア(Echinacea)は、ハリネズミを意味するギリシア語エキノース(echinos)が起源のよう。目の付け所と感覚の違いでしょうが、私には和名の語源の方が風情を感じます。エキナセアは、北米の先住民が治療薬として使っていた事実をもとに、免疫能を高める成分を有することが実証されているようです。

 植物を治療薬として生かした昔の人たちの生活力にはただただ感心させられます。だからと言って、高熱で来院される夏かぜの患者さんにオミナエシやエキナセアは著効しないでしょうから、それらはあくまで心の癒しとして、現代医療の最善を尽くすよう努力してまいります。 


2016年6月

 6月に入り帽子姿や日傘を手にした人を見かけるようになりました。クリニックの駐車場入口には、日本原産のピンク色のサツキが咲いています(写真左)。開院直後の2014年5月に当欄でご紹介して以来となります。まだまだ目標のサツキラインとは言えないまでも、当時の疎らな様子と比べて、たくさんの花が咲くようなりました。当初、ツツジより葉も花も小さい蛍光ピンクのサツキにこだわって植えた経緯もありますが、咲く時期にも若干の違いがあり、ツツジの春と異なり、この時期、陰暦の5月に咲くサツキは夏の季語になるようです。

 クリニック玄関横には、南アフリカ原産の真っ白なカラーが咲いています(写真右)。ウエディングブーケにも用いられる白い美しい姿が、襟(カラー)に似ていることからの命名とも、ギリシア語の「美しい」を意味するカロス(Kalos)に由来するとも言われます。和名は海芋(かいう)といい、海を渡ってきた芋という意味。花は中心の黄色い棒状部分で、花に見える白い部分は、里芋科に特有の仏炎苞(ぶつえんぼう)というそうです。
 ピンクのサツキ、真っ白なカラー、入口に咲く花々が、少しでも来院される患者さんの癒しとなればと思っています。


2016年5月

 5月に入り、クリニックの庭はたくさんの花で賑わっていますが、その中から2種類の白い花を紹介したいと思います。
 写真左は、クリニック北側に咲くスズラン(鈴蘭)です。小さな白い花は、まさに鈴の形をしています。でも、蘭科ではなく、ゆり科の植物。見た目によらず有毒ですが、花言葉は「再び幸せが訪れる」で、ヨーロッパでは5月の花として愛されているようです。写真左上に、春を満喫させてくれたピンクの芝桜を差し色として撮影しました。
 写真右は、クリニック北側に咲くフランネルフラワーです。花や葉や茎のふわふわした細かい毛が、毛織物のフランネルのようなのでその名があります。花言葉の「高潔」は、白い10枚の萼の中心に、本当の小さな花が品のよい盛り上がりを形成しているからでしょうか。差し色に、オレンジのナスタチウム。他の植物によい影響を与えるコンパニオンプランツの一種で、アブラムシなどを遠ざけてくれますが、毒もなくサラダに入れてもよいみたいです。

 差し色とは、基本色に対する色のアクセントです。通常、医療機関は白色を基調としています。当院では、病気の癒える様子をイメージしたブルー(クリニックカラー)を、院内の差し色としています。少しでも患者さんの心の癒しになればと思うところです。 


2016年4月

 新しいランドセルや制服を目にする4月に入り、たくさんの花が咲き始め、クリニックの庭も賑やかになってきました。
 クリニック北側には、イギリス(ウェールズ)の国花、スイセン(写真左)がまるで登校、登園するお子たちのように列を作っています。花の中心のラッパ型の副冠がより元気な感じを印象付けますが、そのイメージとは異なり有毒な植物です。学名(Narcissus)も昨年2月にご紹介したようにギリシア神話の美少年ナルキッソスの悲しい伝説に由来し、花言葉は「うぬぼれ」。
 また、クリニック北側では、アルメリアの国花、アネモネ(写真右)が春の装いを彩り豊かにしています。早春の風が吹く頃に咲くアネモネは、ギリシア語の「風」を意味するアネモス(anemos)を語源とします。このアネモネも、ギリシア神話の美少年の悲話に関わりを持ち、美の女神アフロディーテが、愛する美少年アドニスから流れ出る血からアネモネを咲かせたとか。ヨーロッパでは美しさとはかなさの象徴とされ、花言葉は「はかない夢」。
 そういえば、日本の国花、桜の花言葉も、短命なことからネガティブな意味を含みます。まあ、あまり感傷的にならず、素直に春の花を楽しめたらいいですね。


2016年3月

 2014年3月4日の開院以来、早いもので2年が経ちました。少しずつ春の訪れを感じるこの時期、クリニックの庭木にも変化を認めています。

 クリニック北側には、クリスマスローズ(写真左)が咲いています。もともとはクリスマス時期に咲くバラに似た花ということからの命名ですが、実際には今の時期に開花する品種が多いようです。写真は、花を少し上向きにして撮影したものですが、実際の花は下向きで、一見わかりづらく、足を止めて、じっくり眺めるとその存在にはじめて気づきます。
 そして少しファインダーを横へずらすと、つくしのような植物、ムスカリ(写真右)を目にします。青い花がぶどうの房のように咲くから、英名はグレープヒヤシンス。ムスカリはギリシャ語のムスク=麝香(じゃこう)が語源ですが、どうも甘い香りなどないようです。
 春は出会いと別れの季節。開院して2年、それぞれの事情でクリニックを後にしたスタッフもいますが、皆、思い出にと花木を残してくれています。このムスカリもその1つ。ついつい忘れがちですが、誰しも多くの人に支えられて今があるものです。先ばかり見ずに、時には、足を止めて、足元をじっくり眺めないといけませんね。


2016年2月

 暖かいお正月が過ぎたあとは、一変して寒い日が続き、クリニックのある北名古屋市にも2度雪が積もりました。そんな日は、早朝から慣れない雪かきです。スタッフも手伝ってくれ、開院時刻には患者さんの足元を確保できました。これもチーム医療の一貫と、仲間の存在に改めて感謝です。

 折しも、クリニック北側には、蝋梅(ロウバイ)が昨年より多くの花をつけ、花の少ないこの時期を少し活気づけてくれています。寒い冬にその花が、甘い香りをもたらすからか、英名はWintersweet。雪化粧を纏った蝋梅もなかなか品のいいものです(写真左)。
 蝋梅の根元には、スノードロップ(Snowdrop)という、小さな雪のしずくのような花が咲いています(写真右)。学名Galanthus nivalisは、雪の時期の乳白色の花という意味だそうです。すべてがしっくりくる命名と感じました。
 日々の医療もまっしろな白衣を纏い、品よく実践していけたらと思っています。


2016年1月

 新年おめでとうございます。
 たいへん暖かいお正月で穏やかに2016年が始まりました。今年も毎月、私(院長)の所感を添えてクリニックの庭木のご紹介をさせていただけたらと思います。
 まずは、古来正月の縁起物、千両(写真左)と万両(写真右)から。クリニックの南北に植えてありますが、写真は北側のものです。ともに半日陰を好むとあって、南側より北側の方が、綺麗な赤い実をつけています。植物も人の身体と同じで環境因子が大切なことを改めて実感します。
 千両、万両の名は実の数の違いに因りますが、同様に赤い実をつける百両、十両、一両と呼ばれるラインナップの存在はあまり知られていないかもしれません。このうち一両は、公式和名を蟻通(アリドオシ)と言い、
「千両、万両、蟻通(有り通し)」
と揃うと本当に縁起がよいようです。昔の人は洒落たことを言うものです。そこまで気がつかなかったのは、若干の手落ちだったでしょうか。本業の医療の方では、手落ちのないよう気を引き締めまして、年頭の挨拶とさせていただきます。



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